新しいケージにすぐ入れない:立ち上げ期間を待つ理由

9月13日
読了時間: 1分
新しく作ったケージは、見た目が完成していても、まだ「暮らせる環境」になっていないことがあります。植物は根を張っておらず、ソイルは安定しておらず、微生物のバランスも立ち上がっていません。アクアリウムで立ち上げ直後の水槽に魚を入れないのと同じように、ヤドクガエルのケージも、時間をかけて落ち着かせる方が安全です。
コーキングや接着剤、造形材を使った場合は、乾燥やアク抜きの時間も必要です。人間には匂いが気にならなくても、両生類は皮膚から環境の影響を受けやすいため、残留した化学物質が負担になる可能性があります。ミスティングを何度か行い、排水や水場の汚れ方、湿度の上がり方を観察してから生体を入れる方がよいでしょう。
ケージをしばらく空回しすると、温度差や湿度差も見えてきます。夜間に冷えすぎる場所、昼間にライトで温まりすぎる場所、ミストが当たりすぎる場所、逆に乾く場所。こうした情報を事前に知っておくことで、導入直後の事故を減らせます。